子供の頃、両親は口うるさいほど「歯を大切にしなさい」と言っていましたがその意味が今になってやっと解って来て歯の大切さを実感しています。
今更ながら気付くのが遅かったと反省の日々でもあります。
子供の頃は歯磨きが面倒で夜寝る前に歯磨きは「した！」と嘘をついてさぼってばかりでした。

おそらく母親は私の嘘を見抜いていたと思われますが、それを良い事に私は随分と夜寝る前に歯磨きに関しては重要だとは思っていませんでした。

それとは反対に朝起きた時は口の中が何だかねばねばして気持ちが悪いので自分から進んで歯磨きをしていました。

人によって朝起きてすぐに歯磨きをする人と朝食後に歯磨きをする人とに分かれ以前の私は朝起きてすぐに歯磨きをしていましたが最近は朝食後に歯磨きをするようになりました。

食事の後に歯磨きをするのは気分的にさっぱりとして中々良い物だと思っていたのですが虫歯予防や歯の健康を考えると朝起きてすぐの歯磨きの方が効果があると聞くので早速明日からは朝起きて一番に歯磨きをしようと思っています。
私の歯は健康とはいえずに不健康な歯と言った方が正しいと思っています。
40歳を過ぎてから急速に歯が悪くなり今では部分入れ歯をしています。
それまでは歯並びこそ悪いとは思いながら自分の歯は人並みに健康だと思っていたのですが若い頃の虫歯が次々と駄目になり中にはかぶせ物をしていたのに固い物を食べた時に折れてしまった歯もあります。
そんな中で実年齢よりも若く見られる事が密かに自慢だった私なのですが初めて入れ歯を付けた時には一気に老けこむような気がしてとてもショックでした。

そして入れ歯を付けている事だけは絶対に誰にも知られたくない事実でもあります。
何故こんな事になってしまったのだろう…と嘆く中で原因をたどると私は病院嫌いでその中でも歯科は特に嫌いで余程の事がない限り歯科受診をしようと思う事は無く詰め物やかぶせ物が取れても放置していた事だと今になって気が付きました。

こんな私の様に世の中には歯科受診が大嫌いだと言う人が多くいると思われます。
歯科受診が嫌いな事は私には良く解るのですが私のようになってからは手遅れで歯に少しでも違和感を感じたら迷わず躊躇なく歯科受診をするべきです。

私は歯科受診を怠ったために2本の歯を失いましたが残った歯は絶対に失いたくはありません。
50歳を過ぎた私の目標は残った自分の歯で一生過ごす事となりました。

その為に虫歯予防に一番効果があると言われる朝起きた時と夜寝る前の歯磨きは欠かさず唾液がでるように顎を動かしたり自分で出来る事は習慣付ける事にしています。
時には面倒に思えますが一生自分の歯で食べる事を考えれば面倒でもありません。
何事も日頃の努力が成果に繋がるのです。